〈 銀座・木挽町えすぱすミラボオ 〉では、


石原七生個展 彼方此方 寄波 引波


が始まります。

 

1020日(火)~  1030日(金)日曜休 







「彼方此方 寄波 引波」

「あなたこなた よするなみ ひきなみ」と読む。

表題に使った言葉の「彼方此方」はあちらこちらとか、あっちこっちという意味だ。

私としてはこの響きから、遠くであって近くにもある世界、あちらの世界、こちらの世界、

というイメージを持った。

彼岸、此岸、あの世とこの世と言ってしまうとはるかに遠い世界のように感じるが、

すぐ傍らにあるもう一つの世界、絶え間なく行き来する、循環するものなのではないか。

「彼方此方」という言葉に続くイメージは、眼前に広がる海だった。

「寄波引波」は海から打ち寄せてまた遠くに引く、常に動き続ける波はあちらの世界と

こちらの世界を繋ぐ止まらないうねりのようだと思ったからだ。

あちらの世界からこちらの世界、繋ぐ海、

海からこちらの世界に触れる波、あちらへ誘う波。

あちらとこちらその間を無限に往復し絶えざる循環するものとして今回の表題を書いた。

今までも海、波を身近なものとして無意識的に親しみを持って、

ときに装飾的に描いてきた。

今回の展示では表題を考える上で導きだされた印象を手がかりに、

視点を置き直して作品にとり組みたいと思う。(石原七生)




日本橋高島屋のジパング展―31人の気鋭作家が切り拓く、

現代日本のアートシーン―(2011年)を皮切りに、

神楽坂ミラボオ個展、ギャラリー枝香庵個展、

アートコンプレックスセンターのB1Fホールでの個展をはじめ

今治市大三島美術館の二人展と進化し続ける気鋭の画家の展示です。

近年は、野田秀樹率いる「東京キャラバン2019」のメインビジュアル制作、

小田急片瀬江ノ島駅の新駅舎装飾ガラスの原画制作など、公共の仕事も増え、

皆さまの眼に触れるようにもなりました。

また現在、多摩美術大学で非常勤講師として後進の指導にもあたっています。

新進画家の世界観を、ぜひお楽しみください。I





ミラボオでは、室内の換気やアルコール消毒、
手指のアルコール消毒スプレーの設置など、皆様に安心してご覧いただけますように、
準備をしてお待ちしております。
お越しの際は、マスクの着用をお願い致します。





今後の予定
 

「 神林 學 展 113日(火)  ~  1113(金)  日曜休

ーーーーー

「 増尾 遥 展 1117日(火)  ~  1127(金)  日曜休


コロナ禍、今後どのように推移して行くのか予断を許しません。
予定の変更もあるかもしれません。
その都度、ホームページでお知らせします。


  


[メゾン・マミ]



メゾン・マミでは
2020年1月19日(日)〜12月19日(土)の土・日に
後藤愛彦「緬甸(びるま)画稿」原画展
を開催しております。
(好評につき、期間延期となりました)












<メゾン・マミ>
・静岡県駿東郡長泉町東野515-84 JR三島駅から車で20分
   ・問合せ <えすぱす ミラボオ>   03-6228-1884   
          <メゾン・マミ>        055-955-8770  



えすぱすミラボオと姉妹館であるメゾン・マミは、小さな美術館ですが、
美術の世界のなかで珠玉の存在でありたいと思っております。



【画集出版のお知らせ更新

メゾン・マミではこのたび、
後藤愛彦『緬甸(びるま)画稿』
を復刻いたしました。
¥3,000(税込)







購入ご希望の方はメール(e.mirabeau@gmail.com)
または電話03-6228-1884(えすぱす ミラボオ)
までご連絡ください。



ギャラリーから



 <メゾン・マミ>は、<えすぱす ミラボオ>(東京・神楽坂)のオーナー山崎真実子が自宅の一部を開放して、敬愛する5人のアーチスト――後藤愛彦(洋画)・生井巖(日本画)・神林學(彫刻)・石原実(染色)・大薗弘治(ミクストメディア)――の作品を中心に随時展示します。

後藤愛彦(Aihiko GOTOU)
1905 東京・早稲田に生まれる
1925 川端画学校に学ぶ。のち東光会に参加。
      斎藤与里・佐藤一章氏に師事
1944 応召、ビルマ(ミャンマー)戦線へ。
     翌年の敗戦による捕虜生活で描いた
      スケッチが96年『緬甸(ビルマ)画
      稿』にまとめられた
1946 復員、福岡県八幡を拠点に制作を再開。
      以後、東京・大阪・福岡・北九州ほか
      で数多くの個展を重ねる
1958 毎日賞候補。林武氏の知遇を得る。
1968 近代美術協会に迎えられ、以後毎年作品
      を出品
1972 国際形象展に招待出品。ビルマ再訪。
      異境に新たなモチーフを得る
1975 1年間パリ・モンパルナスに居を構え、
      精力的に制作
     この間、チュニジアではじめてサハラ
      砂漠を見て大自然に畏怖を覚える
1977 イタリア、トルコ、フランスに長期旅
1982 中国、パキスタン、フランス、アルジェ
      リア(サハラ)へ
1883 前年につづきサハラへ3度目の旅
1984 北九州市立美術館で画業60年回顧展
1986 国際形象展(最終回)に招待出品
1991 86歳で永眠



今後の展示