〈銀座・木挽町えすぱすミラボオ〉では、


泉田之也展

始まります。


 5月4日(火)  5月14日(金)

12時 〜 19時(日曜日休廊 最終日17時まで)



泉田之也氏は、岩手県野田村で作陶をはじめ、

地元・野田村や久慈の土を中心に暮らしの器を創る一方で、

「折」シリーズや「積層」シリーズなど薄陶のオブジェの作家でもあります。


そのシリーズを彼は、

「無造作にちぎられた一握りの土は、和紙に押し当てられ薄陶の面をつくる。

その貌は粒子の流れを集中とひろがりと留め、

ある幾何形の連続を持つ風景となった。」

と書いています。


また、モノの経年変化や発掘された土器や青銅器などに

(結局は崩れて土に還ってしまうけれど)惹かれ、永遠さえ感じると、

あるインタビューで泉田氏は語っています。

彼の作品制作の原点を感じる言葉です。


本個展の50点近い彼の作品を展示し観ていると、

言葉を超えた部分、頭だけで考えたことではなく、あたかも手で考えているかのような

作家、土を触りながら考えイメージしていく

作家だとつくづく実感しています。


モダンで風土性豊かな圧巻の作品が、ミラボオの空間に並びました。

こうした時期ですが、換気・消毒など感染対策にあらためて努め、

みなさまをお待ちしております。









ミラボオは入口に消毒用アルコールの設置し、換気も含め
感染拡大の防止に細心の注意を払っております。
ギャラリーにお越し下さるお客様には、手洗いやマスクのご着用をお願いいたします。





今後の展示



吉田素子 展:5月18日(火)〜  5月28日(金)

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近藤峯子・深井志乃    ー 奏でる、編む、色符 ー
6月1日(火)〜  6月10日(金)






静岡県長泉〈メゾン・マミ〉開催


大薗 弘治 展 

-- puzzle(パズル)--


 4月3日(火)~ 12月19日(日)まで。

(毎週土曜日、日曜日のみ開催) 11:30~16:00


Puzzle(パズル)には本来、

難問とか困らせる人(モノ)という意味があります。

動詞になると、腑に落ちないとか、当惑するとか

悩ませる、の意味になります。


大薗氏の作品に限らず抽象作品には、どこか

難解さがつきまとっています。


そうではあるけれど、

我々は陶器の肌合いや窯変などにケシキ(景色、気色)を観るし、

「色」に感情や抒情をも観るではありませんか。

芸術は、決して解りやすいものでも説明的でもありませんが、

抽象を観るには、そうしたところから

スタートすれば良いのではないでしょうか。


またパズルには、

見立てや謎解きやゲームなど楽しむという要素もあります。


大薗作品は、時間や物質にだけでなく精神にも

フェイクなどを仕掛けてきます。

まさにパズルのように謎解きを楽しむこともできるし、

深奥の世界を垣間見ることもできます。


大薗氏は、

『作品に邂逅することで「想起」というものを提供できれば良いのですが。

自分にとっての作品は作り手だけで完了せず、

それを見る人(立ち会う人)との共同作業で成立します。』

と書いています。


パズルを解くように、大薗ワールドに遊んでほしいし、

楽しんでもらいたいと思います。